インクルーシブコラム

障がい者の生活にある不便とユニバーサルデザイン

車椅子ユーザーのわたしが好きな映画

未来のグッズ

好きな映画は何?
と聞かれたら「バック・トゥ・ザ・フューチャー」
と答えます。

舞台は1985年。主人公の高校生が、とある事件に巻き込まれ1955年にタイムトラベルし、若かりし頃の両親と、なんやかんやありながら、現代へ戻ろうと悪戦苦闘する、というのが簡単なあらすじ。その後Part 2, Part 3が制作されました。Part 2では、Part 1の30年後の未来として2015年が描かれています(今となっては過去ですが)。小型原子炉が搭載された空を飛ぶ車、原理は不明ですが浮遊するスケートボード、足を入れると自動ヒモが締まるスニーカーなど、未来の便利グッズが登場します。

雨の日が楽しく

中でも僕が1番気になるのは自動乾燥機能付きジャケット。主人公が池に落ち、ずぶ濡れになってもボタン1つであっという間に全身乾燥。

車いすユーザにとって雨は難敵。
傘をさしていては車椅子を漕げないし、車椅子に乗ったままカッパを来たり脱いだりもなかなか大変。大きめのポンチョをかぶった時は、裾がタイヤに絡まり30秒でビリビリに破れました。

と言うわけで、雨の時は濡れるか、外に出ないかの2択です。どうしてもと、いう時は上だけカッパを着て、下はびちょびちょ、ということもあります。

自動自動乾燥機能付きジャケット、あるならすぐに欲しい。もしくは、建物の入り口などに、ボタン1つで全身を乾燥してくれるドライエリアみたいなものがあれば、雨の日でも、唄いながら外出できそうです

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ディーさん

脊椎損傷、車椅子運転歴36年

車椅子ユーザーのディーです。
車椅子だから感じること、
車椅子だから見えること、
などなど
日々感じたことを綴ってまいります。

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