インクルーシブコラム

障がい者の生活にある不便とユニバーサルデザイン

車椅子ユーザー、ライブに行く

ライブが好き

音楽、芝居、演芸、スポーツなど、ライブで見るのが好きです。その場にいないと伝わらないことが感じられる気がして

音楽ライブの場合、小さなライブハウス、大きなライブハウス。小さなコンサートホール、大きなホール、巨大なスタジアム。野外フェスなど、いろいろ行きました。

車椅子スペースは会場側の心意気

車いすの受け入れは、会場の大小、ミュージシャンの有名無名、それらより関係者の心意気が肝心。大都市の大きなホールでも、形ばかりの車椅子スペースで、前の人が立ったらステージをさっぱり見えなかったり。ステージは見えるれど、会場の中での孤立感が半端ないところもあれば、地方の小さな古いホールでも、既存の席を2列8席ほど撤去し、前の人が立ってもステージが見えるし、ライブの一体感も感じられるスペースを作っているところもありました。
これは会場側の心意気。

小さなライブハウスで、スタッフ用のスペースを削って案内してくれたり。これも主催者側の心意気

とある海外ミュージシャンのライブでは、客席の隅っこから人と人との隙間を見つけながら見ていたらスタッフから声をかけられて、終演後本人と対面できたこともありました。これはミュージシャンの心意気。

多少の不安を抱えつつも行動に移すと、心意気のある人が気づいてくれて、ソフト的にもハード的にも良い方向へ変わっていく、そんな気がします。

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ディーさん

脊椎損傷、車椅子運転歴36年

車椅子ユーザーのディーです。
車椅子だから感じること、
車椅子だから見えること、
などなど
日々感じたことを綴ってまいります。

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