今回の函館旅行
大きな目的は四つ
●青函トンネルを通る
●ロープウェイで函館山展望台へ行き夜景を見る
●評判のホテル朝食ビュッフェを楽しむ
●道南いさりび鉄道の鉄印を手に入れる
友人に「函館まで新幹線で行く」と言うと「なんで新幹線?」「新幹線で行けるの?」というリアクション
確かに 三河安城から新函館北斗までの乗車券を見た時は我ながらアホかもと思った
家を出たのが朝7時 宿泊先のホテルに着いたのが夕方4時半
移動に使った時間は約9時間 新幹線含め電車に乗っていたのは約7時間
飛行機を使えば半分以下の時間で目的地に着ける
なぜそこまでの時間を使って函館へ行くのか
青函トンネルを通りたいから
ただの長いトンネルだよ と言われるのもごもっとも
でも通ってみたいんだから仕方ない
あと現状の体力では車イスから飛行機の座席へ移るにはリスクがあって、車イスに乗ったまま移動できるというのも理由のひとつかもしれない
で実際の移動中はというと半分以上寝てました そして青函トンネルは やはり長いトンネルでした
目的①達成
ホテルにチェックインしたあと函館山へ向かいます
タクシーでの移動も考えましたが Google Mapによると徒歩20分程度とのこと 残存体力を踏まえた結果 車イスで行ってみよう!と いざ出発
1つ目の誤算 歩道がデコボコ しかも街灯が少なく薄暗いので油断すると転倒の危険あり
注意しながら進み地図上で2/3ほど来たところで 前方に進む車のテールランプがグーンと上に移動していく
2つ目の誤算 目を疑うほどの登り坂
地図では 残り9分 と出ているけれどこの勾配 車イスでは1時間かけても無理 タクシー呼ぶかと思案していると目の前を車イスマークの付いた路線バスが過ぎていく その先を見るとバス停! とりあえずそこまで移動して時刻表を確認していると次のバスが来た 開いたドアから運転手さんに 車イスでも乗れますか? と尋ねると 「乗れるけど今はねえ…」と視線を移した車内は満員 「会社へ連絡しておくので次のバスに乗ってもらえますか」と運転手さんの提案を受け入れて待つこと20分 さっきより全然空いてるバスにスロープをかけてもらい無事に乗車できました
まあこれも旅の醍醐味か
多少の誤算を楽しみつつようやくロープウェイ乗り場に到着
建物入口階段横にスロープ
明るい館内に入り券売機で乗車券を購入するのだけれど障害者割引の表示が無い ホームページで割引があることは確認していたので近くにいたか係員さんに尋ねるとスタッフ オンリーというボタンを押して その後に表示される画面には障害者割引の項目があった ちょっと分かりにくいね
ゴンドラ乗り場への移動はエレベーター利用でノーストレス 乗り場では既に多くの人が待っていたけれど定員は150人なので問題なく乗車できた 乗り場とゴンドラの間には2,3cmの段差があるけれど係員さんに言えばスロープ出してくれます ちなみに帰りは言わなくても出してくれた
入口が開くと上に上がりながら夜景が見れるゴンドラ後方に人が集まります 僕は空いていたゴンドラ前方に乗りましたが 前は前で空を飛んでる感があって面白かった この日は風が無かったので快適でしたが風の強い日はそれなりに揺れるでしょう
山頂の展望台駅内もスロープとエレベーターがあって移動は問題なし ただ屋上の展望台は車イスの目線の高さに柵があって少し残念
一階にある漁火公園の方が空いてるし柵も気になりません
この日は天気がよく海と夜景の区切りもくっきり楽しめました
目標②達成
ところで この函館山からの夜景
大きな勘違いしている人が多いそうです
言葉では説明しにくいので気になる人は 函館山 勘違い で検索してみてください