インクルーシブコラム

リードユーザコラム障がい者の生活にある不便とユニバーサルデザイン

2回目のラリージャパン

せっかく世界的なイベントが地元で開催されるということで
前回に続いてラリージャパンに行って来ました
いろいろな種類のチケットが用意されていますが僕が購入したのは もちろん車椅子席
このチケット 同じエリアのチケットと比べると少し安い そして介添人1名が無料 プラス 700メートルほど離れたところにある体育館の駐車場が利用可 と これだけみるとなかなかお得な印象 だがしかし…
前回はリハビリ中で体力的に自信が無かったので会場まではタクシーで移動 でも会場周辺は交通規制されていてタクシーの乗降場もありません 仕方ないので少し離れたところの路肩に停めてもらいタクシーから降りましたが そこからもそれなりの登り坂で入場口に着く頃にはヘロヘロになってました
今年は去年よりは体力も着いているだろうと体育館の駐車場まで車で行きなかなかの登り坂を車椅子で移動することにしました が 登り坂は頑張れば一人でも休憩しながら移動できそうですが(実際は妻の介助あり)スタジアム手前を流れる川に掛かる橋の入口は一人で上がるには 躊躇する角度で失敗したら転びそう もちろん妻の手を借りました

かなりの体力を消耗しながらも会場に到着 入場すると左右の芝生広場にたくさんのフードトラックが並び いい匂いに誘われます どのフードトラックも商品を購入するために長い列ができています この列に並ぶのは車椅子ユーザーも健常者もかわりありませんが 購入した商品を膝の上に置いて芝生の上を移動するのは車椅子には かなりツラい かなりの確率で落とすことになるでしょう というわけで ここでも妻の手を借りました
ここでふと思いました 介添人1名無料ということは 車椅子ユーザーは一人で来ると大変苦労するよ ということを意味しているのかも
そういう配慮のしかたもあるだろうけど 理想としては車椅子ユーザーが一人でも気楽に参加できる工夫を考えて欲しい というかいいアイデアを募集して欲しい

最新のレポート