デザイン思考は、課題の本質を見極めた上でアイディアを発散させ、解決策を創造するプロセスです。この創造なくして、何も始まりませんし、ここでどれだけ根本的な解決策を作れるか、新規性を担保できるかが最も重要なポイントです。
ただ、これだけでは”良いアイディアだね”で終わってしまいます。デザイン思考のプロセスを繰り返して、当事者も驚くようなアイディアを創出できたら、具体的な実行プロセスに移ります。ここからはフォアキャスト、論理思考で進めます。
社会課題の解決なのか新規事業の開発なのか、など対象となるテーマによってここからのプロセスに違いはありますが、基本はステークホルダーの選定と目的の共有、資金計画、実施にあたっての障がいの明確化と排除検討、実施計画の立案などを行います。これらについてもより効果的に行うための方法については、別途考えてみたいと思います。